完全予約制・鍼灸マッサージ

カンキョウドウ

 

パーキンソン病の症例

パーキンソン病の症例(70代 男性)

経過

10年前、便秘がひどくなったことをきっかけに、右手の震えがひどくなり、腰が曲がってくる。市民病院にて パーキンソン病と診断。
市民病院から、近隣の××病院に転院 ヤール重症度分類 III度。 
便秘に関しては、同病院の内科漢方医に受診して改善。
3年前 ヤール重症度分類 IV度に進行。
ケアマネに介護プランを依頼。 本来、要介護1レベルだが、要支援2と認定される。
3月…訪問看護開始
寝返り、起き上がりに介助が必要のため、褥瘡(床ずれ)が起こる。座位保持不能のため、だんだん右に傾いてくる。
7月…介護点数の関係で、訪問リハビリにかかれないなどの事情により、訪問看護師とケアマネの勧めにより、担当医師の同意を受け訪問マッサージ開始。

運動法(機能訓練)の目的

筋固縮に伴うパーキンソン病の進行防止と、日常生活動作の維持・向上。
・床からの寝返りと、立ち上がり動作が自力でできるようになること。(これさえできれば、家での生活に困ることはない)
・なるべく腰を曲げない正しい姿勢で歩けるようになること。

結果

自力で、床からの寝返りと立ち上がり可能になり、褥瘡もなくなる。
座っている際に、右に傾いていくことがなくなる。
担当医の評価…ヤール重症度分類 IV度のままだが、特定疾患の評価として改善とチェックあり。

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