筋固縮(Muscle Rigidity)
【ひとことで言うと】パーキンソン病特有の症状で、本人の意思とは無関係に筋肉が緊張し続けてしまう現象。
関節を曲げるための筋肉と、伸ばすための筋肉が同時に緊張し合ってしまい、身体が鉛のように重く、固くなってしまう状態を指します。
「力」ではなく「知恵」で解く:
固まった筋肉を力任せにギューギューと引き伸ばそうとしても、身体は「壊される!」と防衛反応を起こして反発し、さらに頑固に固くなってしまいます。
当院では、無理にストレッチを強いるのではなく、手技による丁寧な筋緊張の緩和と、独自の重心理論に基づいた日常生活動作の効率化(身体の動かし方の最適化)を組み合わせます。脳からの過剰な緊張信号によって生じる「身体のこわばり」を、合理的なアプローチで優しく紐解いていきます。
【観響道からの視点】物理的なロックを解除し、動きの「遊び」を取り戻す:
筋固縮によって失われてしまった筋肉の「遊び(ゆとり空間)」を一つひとつ丁寧に取り戻すことで、一歩目を踏み出すときや、身体の向きを変えるときの初期抵抗を最小限に抑えるようアプローチします。
無理な運動をさせることなく、筋肉が本来持っているしなやかな質感を思い出すことで、スムーズな動作への「きっかけ」を一緒に作っていきます。
