LINEご予約 メール相談 交通アクセス

コリ・硬結(Stiffness)


 

【ひとことで言うと】筋力で支えられないと、コリによって身体を支える「生体の適応現象」が起こります。

「肩がこる」「腰が張る」といった症状は、決してその場所の筋肉そのものが悪いわけではありません。実は、あなたの体が倒れたり壊れたりしないように、脳が筋肉に「そこを固めて守れ!」という命令を出し続けている結果なのです。


なぜ「コリ」が生まれるのか:重心の崩れを筋肉がカバー

本来、私たちの体は「骨」という頑丈な柱で支えられるように設計されています。しかし、姿勢(重心)が崩れると、骨が柱としての役割を果たせなくなります。

筋肉の「残業」:

骨が支えてくれない分、本来は動くためのパーツである「筋肉」が、24時間体制で重い体を支え続けなければならなくなります。この筋肉の「終わりのない残業」こそが、コリの正体です。

守るための「鎧(よろい)」:

脳は「このままだと体が崩れる!」と判断すると、反射的に筋肉をガチガチに固めて、まるで鎧(ギプス)を巻くように体を守ろうとします。


コリが引き起こす「悪循環」

筋肉がブレーキとして固まり続けると、その場所では以下のようなトラブルが起きます。

血行の渋滞:

固まった筋肉が、中を通っている血管を締め付けます。すると、新鮮な酸素が届きにくくなり、疲れの物質(老廃物)が外へ出せなくなります。

痛みのセンサーが作動:

渋滞した老廃物が神経を刺激し、「痛み」を感じさせます。痛いからさらに体が緊張し、もっと筋肉が固くなる……という負のスパイラルに陥ります。

「しこり」への変化:

この状態を何年も放置すると、筋肉は単なる「硬さ」を超えて、ゴムのように伸び縮みしにくい「しこり」へと変わってしまいます。


マッサージで揉んでも「戻ってしまう」理由

コリを揉みほぐすと、その時は気持ちよく感じますが、すぐに元に戻ってしまうことも珍しくありません。

脳の再ブレーキ:

それは、骨格が歪んだままだと、筋肉を無理に緩めた瞬間、脳は「支えがなくなった!危ない!」と察知します。そして、身を守るために、前よりもさらに強力なブレーキ(コリ)をかけ直してしまうのです。


【観響道からの視点】当院の解決策:

当院では、固まった筋肉を無理に攻めることはしません。まず、骨という「柱」が正しく機能するように重心を整えます。

結論: コリとは、あなたの体が必死にあなたを守ろうとしている「防衛反応」です。

「揉んで緩める」のではなく、骨がちゃんと支えてくれる環境(アライメント)を作ってあげること。筋肉が「もう守らなくていいんだ」と安心したとき、頑固なコリができる必然性は失われていきます。

ページ先頭へ