高校時代、バレーボールの際に腰を痛めて以来、腰痛が持病となってしまいました。
サラリーマン現役時代から常に肩こりにも悩まされています。(後に腰椎分離症と判明)。
15年ほど前、通夜帰りに急に耳鳴りが始まり、雑音で耳の聞こえが悪くなってしまいました。
翌日耳鼻科に行きましたが、糖尿病の薬を飲んでいたため、総合病院を紹介されました。
総合病院では突発性難聴と診断を受け、入院を勧められましたが、母の介護があったため、1年間点滴に通院するも治らず。
発症3年後、「伜の嫁の母が治ったから」という勧めにより鍼灸院に1年通いましたが、改善しませんでした。
そのほかにも、カイロプラクティック、整骨院、真空療法となんでも試してみました。
しかし、あるとき突然左腰に激痛が走り、腰を伸ばして寝ることもできず、もちろん歩行も困難になってしまいました。
杖を頼りに整形外科に駆け込み、X線検査をしてもらったら、リッパな腰椎分離症の診断。
しばしの通院生活、以降はこれは持病とあきらめて湿布に頼り、痛みが来る度整骨院通いが続きました。
何とかよくならないかと治療方法や治療してもらえる場所を探していたところ、観響道を見つけました。
坂井先生からは「腰は完全には治りません。年齢的にもこれ以上動けなくなると大変なので、継続的にマッサージを受けて、今の状態を維持していったほうが良いです。」とのアドバイスをいただきました。
整骨院通いで治療法に慣れているつもりでしたが、足指からのマッサージは初体験でした。
マッサージでは激痛が走り、最初は悲鳴をあげながら受けていたが、次第にマッサージによる痛みが軽減していき、いつしか安心してお任せでベットに横たわり治療中は眠りにつくことが大半になってきました。
治療の後も、心地良い体の脱力感が持続する独特の感じがあります。
現在は訪問マッサージを、月2回のペースで、10年間継続中です。
現在、肩こりに関しては完全になくなり、突発性難聴に関してはマッサージを開始して6年後に耳の聞こえが良くなりました。
腰に関しては、天候の変化などにより痛みや下肢症状(痺れ)は依然として残っていますが、症状は軽減しています。
破損した部分は元に戻らないとのことなので、このまま痛みと付き合っていこうと思っていますが、痛みも軽減しているので大変助かっています。
糖尿病は、薬物治療のため2ヶ月毎の通院生活を送っています。
理想には程遠いが、HbA1c7.5%以下をずっと維持しています。
突発性難聴は、病院や鍼灸院に通っていた時は回復にはほど遠かったのですが、左耳付近のマッサージの効き目か、テレビの音量も小さくなるなど、今はほぼ不自由のない毎日を過ごしています。
おかげさまで、78歳の現在、風邪知らず、腰、膝から始まった肩凝りの解消で毎日の晩酌を楽しんでいます。
