肩こり・首こり

筋肉が常に緊張状態であると、神経が圧迫されれば痛みや違和感を感じ、血管が圧迫されると虚血により患部の栄養不足と疲労物質の蓄積により、重だるさを伴ういわゆる“凝った”状態となります。これが肩周囲におきている状態が、一般的に認識されている肩こりの原因です。*肩こりという病名そのものはありません。

目次

肩こりを引き起こす主な3つの原因

原因1.瞬間的な外力

むちうち症など、瞬間的な外力をきっかけに首や背骨が損傷し、慢性的な肩こり(首痛)や頭痛に移行するケースがあります。

原因2.姿勢不良

姿勢不良を支えるために、特定の筋肉に常時過度の負担がかかってしまうため、見出しに書いた経緯により肩こりが慢性化していきます。スマホ首(ストレートネック)なども、ここに分類されます。

原因3.精神的なストレス

交感神経にスイッチが入ると、反射的に筋肉が緊張します。
精神的なストレスにより交感神経に常時スイッチが入った状態になるため、骨や筋肉に異常がなくても、肩こり・首痛・頭痛などが一連に生じる原因となります。

肩こり(首痛)を治療する際、整形外科・接骨院・整体のどこに行くべき?

重い症状が続くときは、ひとまず整形外科へ

首の骨に異常があると神経支配領域の手の痺れなどの症状も伴うため、そこまで症状が重い場合は、ひとまず整形外科に受診して、首の骨などに異常がないか確認してもらうと、その後の対策が立てやすくなります。

軽度な時は接骨院・整骨院へ

肩こりの原因は筋肉の緊張なので、筋肉の緊張が緩和されれば楽になります。
接骨院では、肩など患部へのマッサージや姿勢矯正などを行っているところもあります。

接骨院で不満の場合は整体(自費治療)へ

接骨院は、保険対応だとどうしても施術時間が限られてしまうため、その場は楽になるけど効果が持続しないという不満も多いです。
慢性化した肩こりに対しては、どうしても一定の施術時間と期間が必要となってしまうため、対処的ではなく根本的に治ることを希望する場合は自費治療に切り替えることをお勧めします。

3つ以上の院で治療を受けたけど治らない方は…

マッサージとはり灸の両方の施術を行う施術者の共通認識として、「これは、絶対手技じゃ絶対無理」というレベルの肩こりに遭遇します。
筋肉は、神経に直接作用させて反射的に筋肉を緩めることも可能なので、上記以外の筋肉の状態改善の手法として有効です。
神経や軟部組織にピンポイントに作用させることができることが、上記の手法以外の鍼灸の特性となります。

観響道の肩こり(首痛)へのアプローチ方法

1.まず、全身状態の確認から行います。

骨自体に異常がない場合、肩こりの根本原因は慢性的な姿勢不良に行きつくので、患部の肩だけではなく全身状態の確認を行います。
加えて、問診などによりストレス性の要因がないかどうかの鑑別を行います。

2.全身的な筋肉の緊張をリセットする施術を行います。

患部以外の、肩こりの誘因になる全身の筋肉の緊張もはり灸・マッサージ・整体・ストレッチなどの各種手法を使い分けてしらみつぶしに施術していきます。
少し回数はいただきますが、このことにより再発率が低下するため、長期的に考えると一番コスパが良い方法になるかと思います。

3.再発防止のセルフメンテナンスもセットでご案内します

姿勢不良の根本原因は、普段の身体の使い方のクセであり、施術で全てリセットできたとしても、身体の使い方のクセが直らない限りまた再発します。
1.2のプロセスにおいて、患者様が肩こりを発症するまでの歴史を体感していただきながら、その人にあったオーダーメイドのセルフメンテナンス指導を行います。

新潟市東区の鍼灸マッサージ院「観響道」へのご相談はこちら

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