
大きく膝関節・股関節に対する直接的な外力がきっかけで慢性に移行するものと、加齢に伴い自然発生的に起こる慢性的なものに分類されます。
加齢による膝関節痛・股関節痛の原因
長期間の立位バランス・歩行バランスの不正の皺寄せが持続的に蓄積されていった事が原因です。皺寄せが膝にくる股関節にくるか、はたまた腰にくるかの違いのみで、原因自体は同一です。
膝痛・股関節痛を治療する際、整形外科・接骨院・整体のどこに行くべき?
手術が必要かどうかの最終判断は整形外科へ
筋肉のように血液が供給されるところはある程度自然修復しますが、関節内は血液供給が不充分で一度大きく破損したら基本的に自然修復はしません。
重度の場合は、手術が必要かどうかの判断を、レントゲン所見などの情報を元に医療機関で判断していただく必要があります。
週数回の施術で、痛みや動作がコントロール可能な場合は接骨院・整骨院へ
骨自体の変形や損傷は手術以外では治りませんので、サポーターなどで補強するか周辺の筋肉の状態を良くしていく以外の手段はありません。
週数回の施術で症状をコントロールできるようであれば、コスト的に接骨院がおすすめになります。
40代くらいまでなら整体(自費治療)へ
40代くらいまでなら、まだ将来的な膝の変形の原因に対して根本的な対策が可能なので、
ある程度投資して、将来的に膝や股関節の不調が原因で歩けなくなるのを未然に防ぐことが得策かもしれません。
3つ以上の院で治療を受けたけど膝痛・股関節痛が治らない方は…
たとえ鍼などを打って一時的に痛みが取れたとしても、生活の中で関節に荷重がかかればまた痛くなるので、手術するかどうかの最終的な判断は、あくまで医療機関であることを念頭におきながら、費用面などにおいて、今の自分の状況に合った治療院を選択される形が良いと思われます。
観響道の膝痛・股関節痛へのアプローチ方法
1.まだ早期であれば、膝や股関節に過度に荷重をかける生活習慣上の原因を明らかにして変えていくことは可能なので、将来的に手術しないで済むようなセルフメンテナンスを含めた施術プログラムを提供します。
2.高齢者で通所困難なレベルの歩行状態の方は、ひとまず、家での生活で困らないレベルの歩行機能を維持するのが目標となります。
当院では訪問施術も行なっていますが、脳梗塞などをきっかけとした重度の高い患者様で担当医師から同意書が出た場合は、保険適応で施術を受けることが可能です。
