10年前、便秘がひどくなったことをきっかけに、右手の震えがひどくなり腰が曲がってくるようになりました。
市民病院で診察してもらったところ、パーキンソン病と診断されました。
その後、市民病院から近隣の病院に転院。
「ヤール重症度分類III度に相当する」と評価されました。
便秘に関しては内科漢方医に受診して改善したのですが、3年前にヤール重症度分類IV度に進行しました。
ケアマネージャーに介護プランを依頼すると、 本来「要介護1」レベルだが、「要支援2」と認定されました。
3月に訪問看護を開始してもらいましたが、寝返り、起き上がりに介助が必要のため、褥瘡(床ずれ)が起こるようになりました。
座位保持不能のため、だんだん右に傾いてくるようにもなってきました。
7月に介護点数の関係で訪問リハビリにかかれないなどの事情が発覚。
訪問看護師とケアマネージャーの勧めにより、観響道の坂井先生に訪問マッサージをしてもらうことになりました。
施術の目標としては、家での生活に困ることはないくらいまでの回復、つまり、床からの寝返りと自力での立ち上がり動作ができるようになること。
そして、なるべく腰を曲げない正しい姿勢で歩けるようになることでした。
訪問マッサージを続けてもらい、寝返りと床からの立ち上がりが自力でできるようになりました。
座っている際に右に傾くこともなくなりました。
担当医の評価ではヤール重症度分類IV度のままではありますが、特定疾患の評価として「改善」とチェックされました。
